2016年12月6日火曜日

衝動的でないADHD? sluggish congtive tempo (SCT) について

今回は sluggish cognitive tempo (SCT) について記述しようと思います。

一般的にADHDは 多動性・不注意・衝動性が強い症状とされています。

しかし、衝動性が弱く一般的にいわれるADHDとは少し違うような、でも類似している。

といった症状の研究がすすめられているそうです。

その症状が、 sluggish cognitive tempo (SCT) です。

「sluggish」 は、動きののろい・機能の鈍い 

「cognitive」 は、認識[認知]力[作用]の  と訳すことができるみたいです。

「tempo」 は、日本語でもカタカナ語として使われますね。

日本語ではまだ正式な症状名がないみたいです。ネットで検索してもほぼ英語文の記事ばかり・・・。



では、sluggish cognitive tempo (SCT)の症状例をみてみましょう。(以下、書籍「大人のADHDワークブック」39p、引用)

○空想にふけりやすい

○ぼーっとしがち

○無遠慮に人をじろじろみることがよくある。

○動きが緩慢で、のろのろ、ぼんやりしていることが多い

○混乱しやすく、なんでもすぐに「よくわからなく」なる。

○話を飲み込むのが遅く、勘違いしやすい。

○たやすく区別できそうなことなのに、重要なこととそうではないことを分けることが難しい、注意を保つ力が弱い。

○つい最近覚えたはずのことでも思い出すのが難しいことが多い

○無口、引っ込み思案で、人付き合いを避けようとする。

○衝動的ではなく、なんでもしり込みをする。

○ADHDと合併しやすい障害はあまりみられない。

○攻撃性があまりみられない(反抗兆発症はほとんどみられない)。

 ○反社会性や素行性は少ない(虚言、盗み、ケンカなど)。
 
 ○不安、うつがより多くみられる。
 
 ○宿題がうまくいかないが、その理由は怠慢ではなく、 まちがいや勘違いのせいであることが多い。




確かに、ADHDと似ているような・・・、違うような・・・。

特に衝動的ではないというのが印象に残りました。衝動性はADHDの特性の一つですので・・・。

それとこの症状ADHDの「のび太型」とも、似てますね・・・。

深い関連性はあるのでしょうか・・。



 sluggish congtive tempo (SCT) が気になったのは、自分がこれに近いなと思ったからです。

ADHD研究先進諸国の欧米でも sluggish congtive tempo (SCT) は認知されはじめた段階みた

いで、自分も少しずつ調べようと思います。 (英語と格闘しながら・・・)






参考文献

Russell A Barkley , PhD   Christine M . Benton  (ラッセル・A・バークレー クリスティーン・M・ベントン 山藤菜穂子(訳)(2015) -大人のADHDワークブック- 星和書店 pp..39-40.)




 

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